パワー

ジェームズ･”ゴースト”･セントパトリックは、共通の敵に向かうため、かつての麻薬ビジネスパートナーで盟友のトミー･イーガン、そして不倶戴天の敵であるカナンと危険な同盟関係を結ぶ。アンジェラは、レイナを殺したレイモンド･ジョーンズの殺害に自分も関わってしまったと知って、思いもよらない仲間に援助を求める。ターシャは、タリクを守るため、ラキーシャにジョーンズ殺害の隠蔽を手伝ってもらう。タリクは、「レイナならどうするだろう？」という責任と闘っている。

セントパトリック一家がレイナの死を深く悲しんでいる間に、検事局はジェームズ･セントパトリックを”ゴースト”として仕留めてアンジェラのキャリアを終わらせるための法的戦略について検討する。テイト市会議員は機を逃さずレイナの死を利用し、クイーンズ･チャイルド･プロジェクトに関してゴーストの威嚇的な姿勢を食い止めるためにベストを尽くす。一方、新たなファミリーとのトミーの計画は上手く行かない。ゴーストとターシャは、タリクを学校にやってレイナの遺志を継ぐことを話し合う。ドレはアリシアとディエゴ･ヒメネスの下で組織内の秩序を保つ。

ゴーストとターシャは、レイナ殺害犯の捜索に当たって、テイトにだまされて一般からの情報受付に参加させられた後、レイナの死を正しく悲しんで敬意を表す方法について衝突する。ヒメネス･カルテルを追うアンジェラは手堅い情報を集め、一方カナンは、ドレの組織を攻略して侵入するという使命を実行に移す。トミーはラキーシャを信用してテレシとの関係を打ち明け、テレシの本当の計画が明かされて具体化していき、全員の人生が複雑になっていく。

ジェイソンが戻り、ゴースト、トミー、カナンにヒメネス･カルテルの親玉を殺す命令を下して緊張が高まる。ゴーストはテレシに関してトミーに警告する一方で、トミーを新たなイタリア系ファミリーから切り離す計画をカナンと共に目論む。アンジェラはヒメネス･カルテル逮捕に近づく。カナンは思いもつかない同盟関係を結ぶ。

セントパトリック一家はタリクの誕生日を祝う…レイナのいない初めての誕生日。そしてターシャはテリー･シルバーに慰めを求める。ゴーストはテイト及びクイーンズ･チャイルド･プロジェクトと敵対し、ドレが堅気の世界でいつでも彼の後釜になれることを知って、無謀な行動に走る。カナンはタリクを学校に送り、二人はゴーストに対する共通の不信感で結びつく。

マセドン牧師によりスピリチュアルな目覚めを経験したゴーストは、アンジェラに自分の罪を告白する。アンジェラはFBIの尋問のためにターシャを準備させる。トゥルースがIRSの監査を受けてゴーストはトミーとのビジネス取引を破らなければならない。テレシとトミーは刑務所のルートを通じて商品を動かす。

ゴースト、トミー、カナンは、ヒメネス･カルテルの親玉を殺すという任務を進め、ゴーストとカナンは独自に襲撃の計画を立てる。ドノバンはアンジェラに検事局が彼女を追っていると警告し、トミーは新たなファミリーを全面的に受け入れる。ラキーシャはテレシがトミーの父親だと口を滑らせる。

検事局はゴースト追求の勢いを増し、RICO法で彼の側近を巻き込む。ゴーストとトミーはレイナを殺したレイモンド･ジョーンズの殺害に関してドレをはめる計画を進め、一方アンジェラとターシャは独自の計画を実行に移す。

アンジェラはアリシア･ヒメネス逮捕により刑事局長として手堅い勝利を収め、自分のキャリアを潰すはずだった計画のことを間もなく知る。ゴーストは密告者を殺すためにトミーに任務を課すが、結果的に少し衝撃が強すぎて、全員の人生を永遠に変えることになる。一方タリクは、自らの選択の結果を受け入れるべく進む。

RICO訴訟が崩壊し、アンジェラは階級を無視して意外な仲間と共に自分の特別チームを編成する。ラキーシャは自分の立場を明確にし、ゴースト、トミー、ターシャ、アンジェラは時間に追われながらそれぞれの無実を証明しようとする…だが、何のために？